介護報酬ファクタリングの利用を検討したいけれど、手数料がどのくらいかが分からず、不安で一歩を踏み出せずにいるという声をよく耳にします。
そこで、本記事では介護報酬ファクタリングの手数料の仕組みや計算方法、ファクタリングまでの流れをまとめました。
介護報酬ファクタリングの手数料の相場は1~3%となっており、手数料はファクタリング会社によってさまざまです。一般的に、介護報酬ファクタリングの手数料は以下の計算式で求められます。
介護報酬ファクタリングは、他の事業で利用されるファクタリングの手数料と比べて割安ですが、解約や必要書類などサービスを受けるための条件は会社によって異なります。ファクタリング会社によっては、月額基本料や審査手数料、保証料、振込手数料、解約手数料など、手続きに応じて料金が定められているところがあります。
ファクタリングの利用を検討する際は、複数の会社の条件を比較した上で選びましょう。
国保連への請求額が300万円の場合、以下の2例で計算すると介護報酬ファクタリングの具体的な手数料は以下の通りになります。
介護報酬ファクタリングの詳しい契約の流れは、以下の通りです。
ファクタリング会社に審査を申し込み、審査が通ったら契約に進みます。契約期間や入金予定日、手数料、解約手続き、違約金など、事前に契約内容を確認しておきましょう。
翌月10日までに、国保連に1ヶ月分の介護報酬を伝えます。その後、ファクタリング会社に介護給付費請求書や介護給付費明細書などの書類を送り介護報酬額について伝えます。
ファクタリング会社への介護給付費請求書などを送った後、定められた期日に早期入金額から手数料が差し引かれた金額が入金されます。
本来の国保連からの入金日に、国保連から支払われた金額と早期入金額の差額が入金されます。
早期入金割合が高い場合でも、手数料が高いと最終的に手に入る資金は少なくなります。また、早期入金が行われる日と残金の清算日は、ファクタリング会社によって違います。
基本料金や審査料、保証料金など、ファクタリング会社が設定した料金体系によって支払うべき費用も異なってくるので、支払う手数料等の総額を複数社で比較した上で決めましょう。
さらに、介護報酬ファクタリングでは契約期間が設けられていることが多く、途中で解約すると違約金が発生する場合があります。ファクタリングサービスを選ぶ際には、契約期間や途中で解約した場合の違約金、告知期間について確認しておくことも大切です。
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